英国のBCM規格準拠のBCP運用支援サービス

日立コンサルティングは2009年11月18日、企業のBCP(事業継続計画)策定から実施までを支援するサービス「BCPリソース・マネジメント」を発売した。地震や台風などの自然災害を想定したBCPを策定するほか、昨今対策が急がれるインフルエンザ向けのBCP策定、運用をサポートする。

策定したBCPの精度を高めていくため、PDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを活用する。先行する海外のBCP事例を参考に、PDCAサイクルにより計画を見直す機会を設け、社員の浸透を推進。より実用的で高度な事業継続マネジメント(BCM)の実現を推し進める。英国が策定したBCM規格である「BS25999」を活用する点も特徴。規格に準拠するツールを活用し、全社的な情報共有と計画実行の強化を図る。なお、BCMは1〜2年後にISOとして規格化が見込まれており、今後、日本企業も「BS25999」への対応が必要になっていくという。

金融、医療、製造の3業界を中心に提供し、2010年10月末までに10億円の売り上げを目標に掲げる。


日立コンサルティング
http://www.hitachiconsulting.co.jp/