2010-01-01から1年間の記事一覧

情報の価値を考える IBM Lotusphere 2010レポート(4)

長らく更新していなかったが…。Lotusphereの内容を引き続き報告しよう。基調講演で登壇した、Lotusソフトウェア事業部ゼネラルマネージャーのアリスター・レニー氏は、Lotusシリーズの新作発表のほか、新たな販売支援サービスも発表した。「コラボレーション…

情報の価値を考える IBM Lotusphere 2010レポート(3)

基調講演では新たにLotusソフトウェア事業部のゼネラルマネージャーに就任したアリスター・レニー氏が、前任のピッチャーノ氏とバトンタッチする形で登壇した。レニー氏はLotusシリーズの今年のロードマップを発表。主な製品・サービスの新機能と投入時期を…

情報の価値を考える IBM Lotusphere 2010レポート(2)

2日目に行われた基調講演には、前Lotusソフトウェア事業部のゼネラルマネージャーであるボブ・ピッチャーノ氏が登壇。情報共有の価値について言及した。 「これまで何度となく情報共有の重要性を説いてきたが、今後もその傾向は続く。情報の肥大化に伴い、情…

情報の価値を考える IBM Lotusphere 2010レポート(1)

「情報共有」という言葉をよく聞く。情報を必要とする人に適切な情報が届くようにし、多くの人が情報を活用できるようにすることを指す。特に最近は新聞やテレビのほか、ブログやSNSなど、個人の発言が増え、情報量は肥大化している。そのため、情報の蓄積は…

ハイチ地震を悪用したオンライン詐欺が急増

シマンテックは2010年1月15日、先日発生したハイチ地震を利用したオンライン詐欺が出現していることを発表した。メール配信により被災者への寄付金を募り、本文中のURLをクリックするとマルウェアに感染してしまうというもの。こうした被害に遭わないために…

テレビ・ネットを通じた防災訓練を開催

ウェザーニューズは2010年1月15日、テレビとインターネットを通じて視聴者とともに防災訓練を実施すると発表した。1月17日(日)放送の「SOLiVE24」の番組内にして開催する。視聴者の減災意識啓発と、地震被害の軽減に努める。具体的には番組が放送する17時…

耐火性、デザイン性に優れた半球体状施設「ワンダードーム」

井口インターナショナルは2010年1月15日、耐火機能を備える建築物「ワンダードーム」の販売代理店を募集することを発表した。2月3日に代理店募集における説明会を開催する。ワンダードームとは同社が研究、開発したドーム型の建築物。表面は小さい三角形の面…

気象庁の震度情報を活用した携帯向け地震通知サービス

島津ビジネスシステムズは2010年1月8日、携帯電話を利用した地震通知サービス「震撰組」を発表した。1月15日よりサービスを提供開始する。震撰組はユーザーが設定した地点において、指定した規模の地震が発生したら即時にメールで通知するサービス。1ユーザ…

世界初! あらゆる地震を再現する震動システム

NTTファシリティーズは2010年1月14日、震動試験システムを開発したことを発表した。マグニチュード8クラスの巨大地震を再現できる大型システムで、2010年3月にNTT武蔵野研究開発センター内に設置する予定。データセンターなどの重要施設の巨大地震発生時の挙…

Google Mapsを利用した自由度の高い地図ソフト

NTTデータは2010年1月より、業務用地図ソフト「Geoffice」を販売する。グーグルの地図サービス「Google Maps」を活用し、Web経由で提供する豊富な地図情報と連携して利用する。自治体の防災対策を支援するほか、施設、顧客管理といった企業での利用も想定す…

堅牢なデータセンターに情報システムをアウトソース

大正製薬は2009年10月28日、社内の情報システムに関する運用業務をNEC(日本電気)へフルアウトソースする契約を締結したことを発表した。本業である医薬品事業に経営資源を集中し、昨今の厳しい経済情勢に対応していく構えだ。NECのデータセンターへ情報シ…

顧客との窓口となるコンタクトセンター業務のBCP策定を支援

ベルシステム24は2009年10月23日、コンタクトセンターのBCP(事業継続計画)を支援するコンサルティングサービスを開始することを発表した。重要な顧客接点となるコンタクトセンターの業務継続に必要な項目の選定などを行い、緊急時における企業の業務遂行を…

16万のPHS基地局を活用した災害対策ソリューション

ウィルコムは2009年9月10日、災害対策システム「防災システムソリューション」を発表した。同社が全国に保有するPHS基地局を活用するソリューションで、主に自治体に向けて販売する。本ソリューションは、自治体の防災放送用スピーカーや緊急地震速報受信機…

クラウド向けデータセンターの受注拡大に向けた専任組織を設置

竹中工務店は2010年1月5日、データセンターの受注拡大に向け、専任要員で構成する「データセンター推進グループ」を設置したことを発表した。1月1日に同社のエンジニアリング本部内に設置。組織力を強化して、急成長するデータセンター市場のビジネス拡大に…

独自形状により強度や環境にも配慮した土砂災害対策用えん堤

日鉄住金建材は2010年1月8日、土砂災害を防止するえん堤「鋼製スリットえん堤T型」を発表した。集中豪雨、ゲリラ豪雨により発生する土石流やがけ崩れの被害拡大を防ぐほか、独特な形状により河川への負担、影響を極力なくすように努めた製品。川の流れを遮断…

ガス供給エリアを細分化してガス漏れによる二次被害を最小化

東京ガスは2009年11月12日、一都四県(※)のガス供給エリアをこれまでの101から136に細分化することを発表した(写真参照。黄色の21エリアを56に細分化)。同社は地震でガスパイプラインに被害が出た場合、火災などの二次災害を最小限に留めるためにエリア(…

外気冷却を活用するデータセンターの実証実験を開始

インターネットイニシアティブ(IIJ)、東芝、エヌ・エル・エム・エカル、能美防災、河村電器産業は共同で、環境に配慮したデータセンター構築に向けた実証実験を開始することを発表した。2010年2月より1年間、商用化に向けた検証を行う。クラウド・コンピュ…

地質や地形を考慮した地震の揺れを即時に開示

独立行政法人産業技術総合研究所は2009年10月13日、地震の揺れを表示するマップ「QuakeMap」をWebサイト上に公開した。地震後の迅速な情報公開を実現し、自治体や企業のBCP(事業継続計画)、災害時の情報基盤として活用することを想定する。2種のデータを掛…

茨城県が最新鋭消防ヘリコプターを導入

川崎重工業は2009年10月28日、茨城県から消防ヘリコプター「川崎式BK117C-2型消防ヘリコプター」を受注・契約したことを発表した。2010年9月末に納品し、茨城県防災航空隊が運用する予定。川崎重工と欧州のヘリコプターメーカーであるMBB社(現ECD社)が共同…

英国のBCM規格準拠のBCP運用支援サービス

日立コンサルティングは2009年11月18日、企業のBCP(事業継続計画)策定から実施までを支援するサービス「BCPリソース・マネジメント」を発売した。地震や台風などの自然災害を想定したBCPを策定するほか、昨今対策が急がれるインフルエンザ向けのBCP策定、…

データを遠隔地に保管・管理する災害対策サービス

ワンビシアーカイブスは2010年2月1日より、データのバックアップサービス「ワンウェイメディア保管」を提供開始する。SMB(中堅・中小規模)市場向けのサービスで、災害発生などによるデータ喪失を回避し、企業のBCP(事業継続計画)を支援する。本サービス…

迅速な金融サービス提供と災害対策がアウトソースで可能に

栃木銀行は2010年1月4日、基幹システムをアウトソーシングサービスへ移行することを発表した。日立製作所の金融機関向けサービス「NEXTBASE」を利用し、顧客のニーズに合った商品・サービスを迅速に提供できる環境を構築する。「NEXTBASE」は主に地方銀行が…

水の膜を利用した防火設備を京王線新宿駅が導入

鹿島は2009年11月17日、京王電鉄の新宿駅に水の幕(ウォータースクリーン)による防火設備を設置したことを発表した。プラットフォームで火災が発生した場合、階段方向に火炎や煙が移動することから、階段の入口部分に6か所のウォータスクリーンを設置。200…

緊急放送を素早く発信できる放送システム

日本ビクターは2010年1月下旬より、壁掛け型の業務放送装置「EM-K100シリーズ」を発売する。地震や防犯時などの緊急速報に利用できる。一番の特徴は消費電力を抑えた点。パワーアンプ部分をデジタル化することで、消費電力を従来のアナログパワーアップと比…

KDDIのSaaS基盤を利用した安否確認サービス

インフォコムは2009年12月1日、災害時の安否確認サービス「エマージェンシーコール/Business Port」を販売開始した。Webブラウザから利用できるSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)型で、KDDIが提供するSaaS基盤「Business Port」を利用して提供する…

公園のベンチが救護用シェルターに早変わり

コトブキは2009年12月より、公園のベンチなどが災害時にシェルターとして利用できる「公園向けシェルターシリーズ」を販売開始した。防災拠点になりうる公園に設置することで、迅速なテントの設置を支援し、救護室などとして利用できる。長期間に渡って利用…

災害時に役立つ便利グッズ2種を販売開始

コクヨS&Tは2009年12月1日、災害対策用品「レスキューキャビネット(地震感知タイプ」と、「非常用トイレ〈防災の達人〉(10枚重ねタイプ)」の2種を発売した。同社の災害対策用品「防災の達人」シリーズ。レスキューキャビネットはハンマーや救助ロープ、油…

耳や言葉の不自由な人向けの手帳を無償配布

NTT東日本とNTT西日本は2009年12月4日、耳や言葉が不自由な人向けの手帳「電話お願い手帳」の平成22年版を発行することを発表した。外出先で電話連絡などを行う必要が生じた際、用件や電話番号を書いて近くにいる人に協力をお願いするための手帳。NTT東西の…

災害情報を共有できるフリーソフト

独立行政法人防災科学技術研究所は2009年12月18日、災害リスクに関する情報などを配信するソフト群「地域協働・防災活動支援ソフトウェア」を公開した。無料でダウンロードでき、広い利活用の促進を図る。3つのソフトで構成する。「eコミグループウェア」は…

災害に備えた機能を備える大規模マンションを発表

東急不動産は2009年12月16日、神奈川県横浜市港南区に建設した集合住宅「ブランズシティ港南台うぐいすの杜」を発表した。14階建てで総戸数が265戸となる大規模マンションで、旧日本住宅公団が分譲していた「港南台うぐいす住宅」を再生。地域の防災拠点とし…