災害に備えた機能を備える大規模マンションを発表

東急不動産は2009年12月16日、神奈川県横浜市港南区に建設した集合住宅「ブランズシティ港南台うぐいすの杜」を発表した。14階建てで総戸数が265戸となる大規模マンションで、旧日本住宅公団が分譲していた「港南台うぐいす住宅」を再生。地域の防災拠点としての役割やコミュニティを形成するための機能を備え、地域の災害対策を支援する。

災害時に役立つ各種機能を備える。具体的には、敷地中央にある駐車場棟の屋上にテントを設営できるスペースを設け、避難スペースとして活用できるようにした。生活用水用の貯水槽を設けるほか、炊き出し時にはベンチがかまどの代わりとして利用することもできる。仮設トイレ用のマンホールを用意して、下水から直接処理することも可能だ。

防犯面にも配慮する。南東、南西、北西の街角にインターホン機能を備える防犯灯を設置。身の危険を感じた場合などはインターホンでマンション管理室と通話してトラウルを回避できるという。

住民のコミュニティ活動も支援する。住民が利用できる「まちの集会所」を設置し、住民の交流促進を支援する。夜間でも安全に歩行できるように、「街のギャラリー」と呼ぶ照明も用意する。


東急不動産
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新築分譲マンション・ブランズシティ港南台 うぐいすの杜:東急不動産
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